塾講師&専業家庭教師のつぶやき

気ままな専業家庭教師の裏ブログです。

こんな子は偏差値がポンと上がる

僕は、「どれだけ伸びるか」は2つの要素の相関だと思っています。一つは「その子の潜在能力」。いわゆる地頭(じあたま)の良さですね。そして「それまでの勉強の仕方」。


例えば伸ばしやすいのは、地域の少年野球を一生懸命やっていた、あるいはバレエの発表会があってそれまでは練習練習の毎日を送っていた、そういう生徒。区切りがつくまでは、塾に通うのが精いっぱいで、解き直しや復習などのフォローアップがほとんどできていない。こういう子はちょっとやればポンと伸びます。勉強量の絶対値が不足しているので、伸び白はあるんですね。


「習い事・運動関係に追われていた」子以外にはどうか。


その中で多いのは、日々の勉強がただ「こなす」だけになってしまい、きちんと身につける勉強をしていなかった生徒。宿題がやたらめったら多いWアカデミーとか、有名進学塾Sの生徒に多いですね。長く机に向かっている割には偏差値が伸びない。


「基礎トレもきちんとやっていますし基礎力定着テストも、必ず間違ったところは解き直させています。机には塾のない日は4時間は向かってるんですけど…」


良く聞くフレーズですが、それではテストの点はなかなか伸びないのです。


何が原因で、どうしたら伸びるのか。それはまた次回に。